やるドラ紀行



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このページで紹介する建物や風景はあくまでモデルですのでゲームとは関係ありません。一部の物件を除いて場所は伏せておきます。もし発見されても十分配慮してください。


第一回


一日目

前に「リフレインラブ」というゲームのモデルとなった場所を探しに行ったことがあった。「リフレインラブ」にモデルがあるのなら「やるドラ」にもきっとあるだろう。これがやるドラ紀行をやろうと思ったきっかけだった。 しかし日本中を歩き回るわけには行かない。ある程度めぼしをつけなければ探すのは到底不可能である。見当をつけるのは簡単だ。大抵、メーカー(やるドラならプロダクションIG)の近くにある。「リフレインラブ」のメーカー福岡にあり、モデルになったものも福岡県内にありました。ならば「やるドラ」のモデルは「プロダクションIG」がある 東京にあるのではないか。事実ファンブックに「美月と主人公がであったのは新宿の劇場前」と書いてある。このことから「やるドラ」のモデルは東京にある可能性が高い。

最初の物件を発見したのは「季節を抱きしめて」をプレイして2ヶ月くらいたったころ。(この時点で達成率は91.52%) JR中央線に国立駅という所がある。トモコの名字と同じなので前から気になっていたのだが、まさかここが桜樹駅のモデルにだとは思わなかった。桜樹駅にモデルがあるのなら他の建物や風景もきっとあるだろう。

話は変わるが、今JRでは中央線の高架化計画が進んでおり、近いうちにこの駅舎も取り壊されるかもしれないらしい。地元では反対運動が行われているようだ。みなさんも参加しよう!

それにしても・・・、後ろの建設中のビルが邪魔だぁーーーっ!!!


国立駅の写真を撮った後、国立駅及び立川駅周辺を歩き回ったが特に何もなかった。国立駅から徒歩で立川を経由して中央線で国分寺まで行き、西武線の線路沿いに歩いたが特に何も見つからない。得たものと言えば、靴擦れやマメだけ。「季節を抱きしめて」の主人公になった気分だった。 結局14〜15キロほど歩いて収穫はこれだけ。 「マハルキタ」。 ここがゲームと全く関係ないことは明らかだが一応撮ってみた。14キロ以上歩いてこれだけかあ?不満である。



二日目

二日目は渋谷駅からスタート。渋谷といえばハチ公の銅像。渋谷には何回も来たことがあったがハチ公の銅像をゆっくり観察したことはなかった。この機会にゆっくり見ていこうかと思ったのだが、人が多すぎて無理だった。今度はあまり人がいない時に来なければ・・・。

その後すぐ「109ビル」発見。 牛丼屋でのバイトの前、主人公とボーイがヤクザのアジトに乗り込む直前に数秒でてきた。「Blood the Last Vampire」にもでていた。ちなみにBlood the Last Vampire」では「108」、「サンパギータ」の中では「119」。「109」は「トウキュウ」と読むのだろうが、119はなんと読むんだ?ナインワンワンは「911」だし・・・


その後、徒歩で大橋へと向かったが収穫はゼロ。学生身分なので金もなく徒歩に頼るしかないのだ。
「季節を抱きしめて」は国立、「サンパギータ」は渋谷、下北沢。なんで一箇所にないんだ?こんなあちこちにあったら電車賃がもたない・・・。
そして何も見つけられないまま、駒場東大前駅に到着。ここで京王井の頭線の車体を撮った。サンパギータの主人公が乗っていた電車なので、撮っておきたかったのだ。そして下北沢で下車。下北沢の駅を撮り、その後駅周辺をぶらぶら散歩した。近くにある交番をチェックしたが ゲーム中の交番と似たものは見つからなかった。


次に踏み切り発見。サンパギータでマリアが主人公の手を引いていた所。ここはゲームの中と全く同じ。ただ、後ろにある宣伝用の看板は変わっていた。 ここには以前来たことがあるのに何故ゲームをしたときに気づかなかったのだろう。そんなことを考えながらさらに歩いていくと オダキューOX発見。マリアが1万円の募金をしたところだ。階段の形、柱の位置、間違いないだろう。
私も小学校のころボーイスカウトに入っていて募金活動をやった記憶がある。あの場面を見ていたら懐かしくなった。 しかし一万円も募金するとは・・・。私ならせいぜい千円程度だろう。



第二回

第二回は新宿から。ダブルキャストのファンブックの最初のページに「美月と主人公が出会ったのは新宿のある劇場前」 とあったので新宿の劇場を回ってみることにした。 本当は夜行きたかったのだが場所が新宿歌舞伎町なので断念。未成年が夜一人で行くところではない。 とりあえず歌舞伎町へ向かい、ブラブラしていると・・・発見!ここに違いない。写真を撮って次の場所へ向かった。だが新宿駅でデジカメの映像を見ていて間違いに気がついた。この写真では左側に木が二本あり、右側に一本。しかも道路標識も左にあり 向こうを向いている。ゲームの描写と全く逆だった。撮り直すため、引き返し再び劇場前へ。

「さあ写真を撮ろう」とカメラを構えたら、まん前にトラックが1台止まっていてゲームと同じアングルで撮れない。さっきはこんなのなかったのに!なんてこった。「早くどいてくれ〜。」イライラしながら待っていると十分くらいたった頃に人が戻ってきた。「よしこれで撮れるぞ」 と思ったら今度は別のトラックがやって来た。ま、まさかわざとじゃないよね。どう考えても意地悪されているようにしか思えなかった。

結局写真を撮ったのは三十分くらい経ってから。無駄な時間をすごした。変なトラックさえいなければ・・・。

「本当にこの角度でいいのか?」と思う人もいるかもしれない。だが、右の写真の赤い丸の中に注目していただきたい。ここにコマ劇場の「K」がはっきりみえる。 ゲームでも「K」の文字が確認できた。木も左に一本、右に二本になっている、「車両進入禁止」の標識も右にあり、こっちを向いている。これらの事から「場所も角度(アングル)も合っている」と断言できるだろう。ちなみにコマ劇場Komaという文字は 「Blood the Last Vampire」にもでてきた。ほんの1秒くらいだったが、「灯子編」でプレイすれば確認できるだろう。

※小さい写真では見えにくいのでクリックして大きい写真をご覧ください。

そしてその後公園へ。ここはマリアと主人公が拳銃を埋めた所。広々としていて散歩するにも最適である。

だいぶ疲れてきたので第二回はここまで。

次回行く予定なのは、横浜、新馬場近くの神社、御茶ノ水。




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